My favorite Three Kingdoms

三国志に特化したコラムをやりたいという思いから開設しました。演義や正史に拘らず楽しみながらやっていきます。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【連載14】曹操の部下掌握法

曹操の部下掌握法について考察をしてみます。 三国志で最大の勢力を誇った『魏』を建国した曹操ですが、彼は元々官僚の出身という影響から、徹底した能力主義の政策を行なっていました。 当時の中国は、『儒教』という孔子の教えが絶大的であり、簡単に言え…

【連載13】面接官の採用判断基準

とある記事を読んでいますと、就職における採用面接官が新入社員に対して特に重視している点は何かという事が記載されていたのですが、それによりますと、 ① コミュニケーション能力 ② 主体性 ③ 協調性 以上の3点が挙げられていました。 私のような、そこそ…

【連載12】孫権と周瑜の部下掌握法

三国志の呉の君主である孫権と、その参謀を務めていた周瑜(しゅうゆ)の部下掌握法について考察をしてみます。 まず周瑜ですが、彼は孫権のお兄さんで呉の二代目の君主であった孫策という人物と深い親交があり、周瑜と孫策は苦楽を共にして、呉の国の礎を築い…

【連載11】三国志武将列伝 魏延文長 (蜀)

魏延は勇猛な武将であり、蜀の君主である劉備には凄く気に入られていて、名実ともに劉備の義兄弟の関羽や張飛、また趙雲に並ぶ武将でした。 しかし、学者肌の諸葛亮とはどうも肌が合わなかったようです。 特に、諸葛亮の片腕だった幕僚の楊儀とは、常日頃か…

【連載10】偉大なる人物の共通点

世の中には、マイケルジャクソン氏や尾崎豊氏、そしてアップル社のスティーブ・ジョブズ氏など、亡くなられてからもなお、現代の人達に影響を与え続けている人物がいます。 『死せる孔明生ける仲達を走らす』という言葉があるのですが、そのような人物を喩え…

【連載9】プロゴルファーの名前

プロゴルファーに小田孔明という選手がいます。私もスポーツニュースを見て名前は知っていました。 小田孔明選手の名前の由来ですが、お父様が三国志のファンで諸葛亮孔明にちなんで『孔明』と名付けたのだそうです。 また、プロゴルファーの片山晋呉選手の…

【連載8】フライデーオベーション

新型コロナウィルス感染者への対応にあたる医療従事者に感謝の意を表すという事で、毎週金曜日の正午に医療従事者に向けて拍手をしようという取り組み(フライデーオベーション)が行われているという事を最近知りました。 それを見た時、私は職場での忘年会の…

【連載7】三国志武将列伝 張遼文遠 (魏)

魏の曹操の部下であり、三国志屈指の豪傑とも言われている武将です。なかでも西暦215年『合肥の戦い』で張遼は、呉の孫権率いる約10万人の軍勢を、僅か7000人程で撃破するという大活躍をみせ、そのあまりにもの凄まじさに、呉に住んでいる人達が「張遼が来る…

【連載6】緊急事態宣言

新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が延長される事になり、特に自営業者や飲食業、パチンコ業界などは厳しい対応を迫られています。 特にパチンコ業界は、一部のお店で要請に従わずに営業を続けているという事で問題になっているようです。 休業…

【連載5】三国志を学ぶ目的

三国志とは、群雄割拠の状態から曹操の「魏」孫権の「呉」劉備の「蜀」が勝ち上がり、さらに凌ぎを削る物語。 では何故、曹操、孫権、劉備の三名があの戦乱の中を勝ち抜いて自分の国を立ち上げる事ができたのでしょうか? ① 目まぐるしく状況が変化する中、…

【連載4】前職場の製造責任者

倒産した前職場では、M本部長という方が製造部門の責任者をされていました。 私は基本、上からの指示に対しては素直に従い、自分の意見があっても飲み込んでしまう事が多いのですが、このM氏とは何度か言い合いになりました。 当時設計部門だった私が、顧客…

【連載3】三国志の概要

三国志をご存知の方は今更かとは思いますが、三国志の概要について、簡単ではありますが説明をします。 時は今から1800年前の紀元3世紀、つまり西暦200年前後、日本では邪馬台国の卑弥呼の時代に、中国では漢という王朝が支配をしていました。 やがて、その…