【連載7】三国志武将列伝 張遼文遠 (魏)
魏の曹操の部下であり、三国志屈指の豪傑とも言われている武将です。
なかでも西暦215年『合肥の戦い』で張遼は、呉の孫権率いる約10万人の軍勢を、僅か7000人程で撃破するという大活躍をみせ、そのあまりにもの凄まじさに、呉に住んでいる人達が「張遼が来るぞ!」⇨ 「遼来遼来!」と言うだけで、さっきまで泣いていた子供達が、たちまち泣き止んでしまうというエピソードがあります。まさに、「泣く子も黙る張遼!」
よく使われる「泣く子も黙る〇〇」という言葉も、このエピソードが語源になっているそうです。
子育てママさんには、きっとありがたいのではないでしょうか?
また、豪傑なだけでなく、主君への忠誠心も高く、また敵同士である蜀の関羽とは、敵味方の間柄を超えて親交があり、そういった面でも非常に魅力的な武将です。